SEOが叫ばれて数年経ちますが、何でもかんでもSEOのためのサイト構造で、サイトマップをSEOの観点からの重要性によって変化させるなど、個人的に一線を越えた(と思われる)施策には少し戸惑いながらも日々色々な施策を練っております。
※上記も含め私個人の見解でありますが、Googleなどは「その検索キーワードに対してより適したサイト」を抽出するために、日々検索エンジンアルゴリズムを進化させていますので、ディレクトリを強引に変化させたり、凡そ関連が濃いとは思えないサイトからのSEOのためのリンクファームは効果が薄いどころか、ゆくゆくは排除されていくものだと考え、すぐに成果は上がらなくとも、弊社では正攻法をお薦めしております。
最近数件取り扱った案件で、リニューアルやURL変更時のリダイレクトがあり、調べたこともありますので、メモとして残しておきます。
リダイレクトの種類
HTMLによるリダイレクト
ページごとにHTMLヘッダのmetaタグに以下の記述を加えます。
<meta http-equiv=”refresh” content=”10;URL=http://www.ignis.co.jp/”>
※10秒後にhttp://www.ignis.co.jp/にリダイレクトしたい場合。
メリットはHTML上で記述できるので初心者にもわかりやすい点ですが、特に0秒リダイレクト時などにスパム扱いとなるという話も聞きますし、何よりページ数が多い場合が問題です。
.htaccessによるリダイレクト
サーバ上に以下の記述の.htaccessファイルを作成します。
Redirect permanent /old/ http://www.ignis.co.jp/new/
※/old/ディレクトリにアクセスがあった場合、/news/にリダイレクトしたい場合。
個別ファイルには対応できませんが、ディレクトリ構造を残したまま移転できるのがメリットです。
/old/contents2.htmlは/new/contents2.htmlにリダイレクトされます。
(ただし、HTML同様にこの方法でもスパム扱いになったケースも存在するようです。)
■続きの内容:「Yahoo!,Googleが推奨しているリダイレクト方法とは?」
検索エンジンが推奨するリダイレクト方法
Yahoo!,Google共にHTTP 301 リダイレクトを推奨しているようです。
Yahoo!サイト管理者向けヘルプ
Googleウェブマスター向けヘルプ
HTTP 301 リダイレクトとは?
WWWでデータの送受信に使われるHTTPにおけるサーバからの応答の種類の一つで、URLが変更されたことを知らせる機能。(出典:IT用語辞典)
HTTP1.0では301が完全引越し、302が一時退避ということになっています。
(HTTP 404 Not Found や HTTP 403 Forbidden などは見たことがあるかと思います。)
弊社の現時点での見解
細かい記述のミスやHTTP 301 で200OKが返ってしまう現象もあるらしいのですが、“検索エンジンが推奨している方法であれば何か起こったときに交渉ができる”という点から、HTTP 301でのリダイレクトを薦めております。
Tags:.htaccess Google HTML HTTP 301 SEO Yahoo! リダイレクト リニューアル
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Posted on 2007/07/03 by koya
Filed under: メモ/データ, SEO
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