最近のレンタルサーバはデフォルトでアクセス解析ソフトがついているため、自分で生ログを解析することはほとんどないのだが、お客様の環境の関係で解析することになったため、有名解析ソフトAnalogを利用して、Windowsローカルで生ログを解析する方法のメモを残しておく。
1.Analogをダウンロードし解凍する
Analog本サイトからダウンロードし解凍する。
([Download analog]→[analog_60w32.zip]※070410現在)
2.ログファイルをセットする
解凍してできたAnalogフォルダ内にログファイルを入れるのだが、元々サンプルログファイル「logfile.log」が入っているため、それを上書きする。※デフォルト設定では、解析するファイル名が「logfaile.log」となっている。
3.解析ファイルを生成する
[analog.exe]を実行すると、コマンドプロンプトが立ち上がり処理を行い、[Report.html]というファイルを生成するので、そのファイルをブラウザで閲覧する。※私の環境では200万行のログファイルが20秒ほどで処理された。
4.おまけ:複数のログファイルを解析する
通常ログファイルというのは、1ファイルだけではなく複数であるため、複数のログファイルを解析する必要がある。複数のログファイルを解析するのは、Analogが参照するファイルを変更する必要がある。
[analog.cfg]13行目
LOGFILE logfile.log
LOGFILE *.log
デフォルトでは参照ファイルが[logfile.log]になっているため、[*.log]とワイルドカードをあてることにより、フォルダ内のログファイル全体を解析するようになる。後は、同一フォルダ内に[log1.log][log2.log]…というような解析するファイルを入れて[analog.exe]を実行するだけ。
Tags:Analog Windows アクセス解析 ローカル 方法 生ログ
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Posted on 2007/04/10 by koya
Filed under: メモ/データ, Windows
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